断食(オートファジー) of デンタルクリニックたかはし

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 私たちの細胞は、日々働くうちに少しずつ老廃物が溜まっていきます。そして、時間と共にその溜まった老廃物が原因となり様々な病気を引き起こします。しかし、私たち
の体は急に病気になりません。私たちの体には、その老廃物を分解してくれるいわば細胞のお掃除をしてくれている機構があります。それが『オートファジー』です。
 修行などで知られている断食がありますが、現在この断食をすることで一個一個の『細胞が若返る』という研究が進み注目されています。この断食こそがまさしくオートファジーなのです。

 オートファジー(Autophagy)とは、細胞が本来持っている力で、飢餓に備えて細胞内に溜まった老廃物を分解してエネルギーにする仕組みです。
 例えば、風邪を引いたとき、あまり食が進まずしばらく食べずに寝込んでいても、体内ではオートファジーが働き細胞が活性化してくれるため、しばらくの間何も口にしなくても大丈夫なのです。
 修行としての断食は、意味があって行うことであり、日常生活ではあまりしないことだと思います。私たちが普段心がけることは、無理に食事を抜くのではなく、空腹時にしっかりとオートファジーを働かせることが大切なのです。つまり、お腹が鳴るぐらいお腹が空いたと感じることなのです。
 ほとんどの人は、食事を一日三食摂ると思います。しかし、時間通りお腹が空いてきちんと食事を摂っている人はどのぐらいいるでしょうか。一日三食摂るというこの習慣が身についているためか、食事の時間になるとお腹が空いていなくても何かを食べようとする気持ちになっています。普段私たちは、お腹が鳴るような空腹時があまり起こっていないのです。
 例えば、仕事で忙しい時など食事の時間になっても摂れなかったり、あまりにも忙しすぎて忘れてしまったりする場合もあれば、忙しくなるのがわかっているため食事の時間でもないのに合間を見て食べたりして、常に時間に追われているために本来の空腹感を忘れてしまっています。
 このように日々の時間に追われ働いている人は、オートファジーが働いておらず、気付かないうちに老廃物が蓄積し病気になりやすい体になってしまっています。
 現代社会で働いている限り時間に追われることは仕方のないことですが、その中でもできるだけ自分の体に負担をかけず体を守っていくためにも、きちんと休憩を取り、無理をしないことが大切ではないでしょうか。

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