『歯磨き』で体を守る! of デンタルクリニックたかはし

アウトライン-[更新済み].gif医療法人デンタルクリニックたかはし



 私たちは、毎日お風呂で体を洗うように、毎日食べた後は汚れた歯を磨きます。
 私たちは、毎日歯を磨いているので、以下のようなことを思っていないでしょうか。

○自分なりにいつもきちんと磨いているので、汚れは取れていると思う。
○毎日きちんと歯磨きをしているので、磨き残しはないと思う。
○虫歯・歯周病は、口の中だけで身体に影響を及ぼすことはないと思う。

 このように、私たちは毎日自分なりに歯磨きをしていれば大丈夫だと思い込んでいます。
 歯磨きは、自分でできる予防法です。しかし、きちんと磨けたとしても約80%までしかきれいにはなりません。残りの約20%は磨き残し(汚れ)になります。つまり、お口の中には毎日約20%の磨き残しがあり、人によってはその磨き残しの中に多く細菌(虫歯菌・歯周病菌)がいるということです。
 きちんと磨けている人でも約20%の磨き残しがあるということは、磨けていない人では毎日磨き残しが増えていくため、細菌(虫歯菌・歯周病菌)も増殖していくということになります。
 例えば、一本の歯だけいつも磨き残しがある場合、他の歯がきれに磨けていても、お口の中では一本の歯から細菌が増殖し、他の歯へ感染していき、お口の中全体に広がっていきます。歯のない場合においても粘膜や舌、入れ歯の内側に細菌がいるため、放置しておけば細菌は増殖し、それらを飲み込むことにより、体に影響を及ぼします。このため、どのような状況においても、口の中にいる細菌(虫歯菌・歯周病菌)をいかに自分でコントロールできるかによって、これらが原因の病気になる確率が変わってきます。
 また、悪い習慣(甘い物を食べたままでいる・いつもダラダラ食べる・軟らかい物ばかり食べている・食べた後歯磨きをしない・寝る前に歯磨きをしない・いつも適当に歯磨きをしているなど)が毎日行われていれば、お口の中の細菌(虫歯菌・歯周病菌)はあっという間に増殖していきます。
 私たちの口の中には必ず細菌がいます。生活習慣が乱れると口の中の環境が変わり、悪い菌が増殖し、その菌が血液に入り、歯だけでなく体へも影響を及ぼします。しかし、このお口の中にいる菌は、ゼロになることはなく、一生付き合っていかなければなりません。
 つまり、これらの細菌と上手く付き合っていける人が、虫歯や歯周菌病になりにくい人なのです。年齢の若い頃は、免疫力も高く感染力の弱い細菌では病気になる確率は低いですが、年齢が高くなると共に免疫力も低下し、感染力の弱い細菌でも病気になる確率が高くなってきます。このようなことからも、お口の中の細菌をいかに早い時期から自分でコントロールできているかによって、虫歯や歯周病はもちろん、虫歯や歯周病が原因となる病気からも身体を守ることができるということです。
 今からでもけして遅くはないので、お口の健康に自信がない方はもう一度自分でコントロールできているか確かめてみてはいかがでしょうか。

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